メリークリスマス。
クリスマスですね☆
.
私はというと、仲間とゴスペルを歌わせていただく機会に恵まれ、夜は礼拝(ミサ)に行き
本当の意味でのクリスマス、イエス・キリストのご誕生、神様に感謝を感じざるを得ない(''◇'')ゞ 日になりました。
.
お料理の方は、私はおやつの会などをしているので、さぞかしクリスマスはとっても素敵なものを作っているのでは・・・?と思われがちですが
実に質素で地味。(笑)
チキンもなければ、豪華なケーキも食べませんでした。
(実は「クリスマスにチキン・ケーキ」って、マーケットを動かしてお金を取りたい利益追求型企業の洗脳だったりするのですが (汗)それはひとまず置いておきましょう。。)
.
メニューは、白みその重ね煮シチュー 米粉の蒸しパン(偶然クリスマスっぽい仕様)。
(紫いもの色素が大活躍していました。酸とアルカリの関係です♪)
生まれがカトリックの家の私は、クリスマスはイベントではなく礼拝(ミサ)に行って
馬小屋でひっそり生まれたイエス様の誕生を喜ぶもの。とされていました。
.
そして、もう一つ。忘れられないのが、ベトナム人の男の子が教えてくれたコト。
私の小さい頃、同じ教会のベトナム人の男の子が、たまに我が家に語学を習いに来ていました。
(私の母が先生をしていました。)
彼は難民上がりだったので、授業料はなく、かわりに彼がベトナム語を教えてくれるという条件で、彼はいつも遠くから長い距離を歩いて来て、寒い寒い日もうすっぺらい洋服を着ていました。
彼は、我が家に来た時お菓子を出しても、一切口にしません。
「どうして食べないの?」と聞くと、「同じ施設にいる友だちは食べれないのに、僕だけ食べるなんて。だから食べないよ。僕は日本語を教えてくれれば充分なんだ。」と。
そんな彼が、ある時の12月26日に我が家にクリスマスケーキを買ってきてくれました。
12月26日は、クリスマスの次の日。
きっとクリスマスの売れ残りのケーキで安くなってたのでしょう。
移動するお金も、着る洋服のお金も惜しんで生活をしていた彼が、
一生懸命私たちのために買ってきてくれたもの。
今でも彼のその時の笑顔を想うと、胸がいっぱいになります。
.
チキンもケーキもイベントもプレゼントもステキですが、
私がクリスマスに想うのはいつもそのこと。。。
本当はこうして普通に暮らせる毎日がとても素敵なものなんだと思わせてくれる日。
あれが欲しいこれが欲しいというまでもなく、いつも満たされている温かい心。
みなさまもあたたかいクリスマス・年末年始を・・・★
0コメント